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「箸道」心得十か条
今回はその第八回目
大地のめぐみ、人の心、あらゆるものへの感謝の気持ちを忘れるな
箸道心得十か条は⇒こちら
大地のめぐみ、人の心、あらゆるものへの感謝の気持ちを忘れるな
私たちが食事をするときに「いただきます」といいます。
この「いただきます」という言葉は、大切にしたいですね。
「いただきます」の中にはたくさんの意味が含まれています。
まず、私たちがいただく食べ物は、太陽の恵み、水、大地などさまざまな恵から生まれた「命」をいただいています。この命は、昔からつながってきているものです。
私たちの食べ物を育んでくれたあらゆるものへ感謝の意味も含めて「いただきます」といいます。
直接的に、料理を作ってくれたお母さん、お客様のために心を込めて作っていただいた料理人だけで なく、その食材を作った人、仕分をして、保管をして、輸送をしてという全ての人の手を経て私たちの口に入ります。そういった人たちや仕組みにも感謝をします。
そして、「いただきます」と言うことは、一緒に食事をする人と同じ時間を共有し、素晴らしい時間を過ごしましょうという宣言でもあります。
「いただきます」を大切にしたいですね。
そして、あらゆるものへの感謝の気持ちをこめて「ごちそうさま」
箸道では、この「いただきます」と「ごちそうさま」を大切にします。つねに、あらゆるものへの感謝の気持ちを忘れないことが大切です。
次回は、箸道心得十か条その九. 「食は生きる源泉、そして、箸は食のタクトである」についてお話します。
2008.03.07 09:11:00
| 食ビジネス・プロジェクト
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