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「箸道」心得十か条
今回はその第四回目
箸は食べるための道具にあらず、心をつなぐ橋である
箸道心得十か条は⇒こちら
箸は食べるための道具にあらず、心をつなぐ橋である
最近、箸についての思いの違いを感じました。
ある箸やさんに伺いました。私は、一膳2万円、3万円の箸をみると「高い」と感じます。そこに外国人の方がお店に来て、その2万円の箸を買っていかれました。
私たちは、箸を毎日使っています。100円ショップに行くと100円一枚で割り箸が数多くパックされたものを買うことができます。
また、箸の値段の高い安いで機能や味が変わるわけでないという思いが私のどこかにあって、2万円の箸は「高い」と感じるのかもしれません。
一方、外国人の方は「箸」を文化と感じていると思われます。漆器や陶器、着物と同じように、箸も美術工芸品のように感じているので、2万円出しても買われるのではないでしょうか。
私たちはあまりに箸が身近にありすぎて、箸を食文化と感じる場面はあまりありません。
むかし箸はU字型のピンセットのような形をしていて、その端でモノをつかむので「はし」が語源とも言われています。そして、神様にお供え物をする時に使用され、神様と私たちをつなぐ道具として使われていました。
だれかと食事をして、その方の箸の持ち方が悪いと気になります。食事を一緒にしているとその人がわかります。それは、同時にこちらのことも相手に理解していただくことでもあります。
まさに、箸は心をつなぐ橋なのです。
次回は、箸道心得十か条その五. 「食眼力を鍛えよ」についてお話します。
2008.02.22 07:56:44
| 食ビジネス・プロジェクト
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