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「箸道」心得十か条
今回はその第三回目
箸は自らの手であり指であり魂である
箸道心得十か条は⇒こちら
箸は自らの手であり指であり魂である
箸は毎日使っています。これまであまり意識をした事がありませんでしたが、箸を使うとさまざまなことができます。
「はさむ、つかむ、割る、裂く、つまむ、押さえる、混ぜる、運ぶ、まとめる、はがす、すくう、巻く、切る」など。微妙な動きをたった2本の棒がまさに自分の手先や指先の代わりをしてくれます。
お皿に盛った料理も、深い器に入った料理も箸で簡単に食べることができます。
お吸い物やみそ汁のようなものも箸を使って食べます。
まさに万能。
ご家庭において箸や茶碗は個人用として決めているケースが多いと思います。お父さんのお箸、お母さんのお箸というように。また、昔から箸はその人の魂が宿るといわれています。
「箸には、これを使う神や人の霊魂が宿るとされている。今も神社や神饌(しんぜん)には御箸が供えられる。古くから伝わる『陰膳(かげぜん)』には、本人愛用の箸がそえられるし、神社・仏閣から授与される御箸には『長寿:』『長寿開運』「厄除け」の祈りが込められている・・・」(箸の文化史 一色八郎著 御茶の水書房)
世界でも箸食はいくつかありますが、日本での箸食文化には独特のものがあります。男用、女用、大人用、子供用、お客様用、ハレの日・ケの日用、取り箸や衣箸など使う人や用途に合わせた箸があるのは日本だけです。
まさに、箸は日本人の魂でもあります。
次回は、箸道心得十か条その四. 「箸は食べるための道具にあらず、心をつなぐ橋である」についてお話します。
2008.02.19 06:54:01
| 食ビジネス・プロジェクト
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