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「主婦有美子の食育日記38」
2007年4月27日に「バイオガソリン」の販売が始まりました。
バイオガソリンを入れている人のインタビューをテレビで見ましたが、「地球に優しい」「地球温暖化対策に一役買うなら」という理由の人が大半を占めていました。インタビューを聞きながら、確かにCO2排出を軽減できるかもしれないけど、ガソリンに「バイオエタノール」を加えることで、私たちの食生活にも影響があるかもと一歩踏み込んで考えている人は少ないかな?という印象を受けました。
このサイトの4月27日の記事「フードクライシス」にも詳しく書いてありますが、テレビの番組で取り上げていたものをちょっと紹介します。
今回「バイオガソリン」の販売は関東近郊50箇所ですが、2008年は100ヶ所、2009年は1,000ヶ所で販売し、2010年に全国展開をするそうです。このバイオガソリンは、ガソリンに3%のバイオエタノールを加えたものですが、これで約0.2%のCO2を削減できるといわれています。
自給率の低い日本では原料を輸入に頼っているわけですが、今回はフランスからの輸入。では、バイオガソリンによって、食生活にどのような影響がでるか。
<とうもろこし>
原料となるとうもろこしは、ブラジル、アメリカが買占め。これにより値段が高騰し、コーンフレークが値上げになったという。
<サトウキビ>
沖縄県でも作られているが、量的にはまだまだ。和菓子なども値上がりするかも?
<オレンジ>
オレンジで燃料は出来ないので直接関係はないが、オレンジ農家がサトウキビ畑に。生産量が減りオレンジジュースが値上げ。
(テレビの番組より)
環境問題を考えるせっかくのチャンス。バイオガソリンからみえる食生活の影響もぜひ考えて欲しいです。
<食と生活ラボ きゃりあ塾 加納有美子>
2007.04.30 19:19:36
| きゃりあ塾
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