トップ > 食彩人 > 食について考える > 五月病
食と生活ラボ 食と生活ラボ


食と生活ラボ
会社案内
ニュース
  お知らせ
著書紹介
 
 

毎週火・金更新
ブログ記事
彩りのある食や人生(食彩人)についての情報やビジネスのヒントなどを毎週更新します!
きゃりあ塾
講習会のお知らせ
食育リーダー養成講座
食ビジネス・プロジェクト
中食ビジネス創造研究会
ファシリテーション
ご案内
食彩人
食について考える
食ライフ・クリエイター

みなさまからのコメント
 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

牟田さんお久しぶりです。中東たらい回し生活(?)丸5…

牟田様こんにちは。 海の砂漠化、おそろしいです…

牟田先生殿 前回のセミナーとても勉強になりまし…

ご指摘ありがとうございます。さっそく、訂正致しました。

新鮮な話題と持ちは話題の後は(を)じゃないの?

私は、この記事に???です。 【放射性物質がゼロと…

18時から20時に変更と記載がありますが、勘違いして…

自分はサーモンが苦手です。脂っこいし何か独特の生臭さ…


トラックバック



みなさまからのコメントと
トラックバックについて


個人情報の取り扱いについて
食彩人

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事
五月病
 今日から五月。しかもゴールデンウィークの真っ最中。この連休を思い切りエンジョイしている人も多いと思います。
 このゴールデンウィークが終わると、そろそろ五月病(ごがつびょう)が現れはじめます。希望に燃えて、入学したり入社したけれど、どうも環境になじめない。やる気がでない。

 五月病にかかったら、「カルシウムをしっかり摂りましょう」「タケノコごはんを食べましょう」といったようなアドバイスをみかけます。
 でも、食事で五月病を治すというのはかなり無理があるのでは・・・

 五月病(ごがつびょう)とは、「新年度の四月に入学あるいは入社した新人に、五月ごろになると現れる精神の不安定状態を言う語」(小学館 大辞泉から)です。
 新しい環境に適応出来ない事に起因する精神的な症状の総称で、無気力、うつ状態、不安感、焦りなどが症状として現れます。五月の連休明けにこれらの症状が出ることが多いそうで、新入学新入社員に限らず、転勤や転属などで環境が変わった方も要注意です。しかし、新しい環境になじむには誰でも時間がかかるものです。

 この対応策としては、なんといってもストレスをためないこと。自分なりのストレス発散を心がけることが大切と言われています。
 五月病の改善策として食生活に気をつけるというのがあります。たしかに、食生活が乱れると気持ちが不安定となり五月病を引き起こす可能性は考えられます。
 しかし、「五月病にはカルシウムを摂りましょう」とか「タケノコごはんを食べましょう」というのはちょっと違う気がするのですが・・・
 「タケノコに含まれるチロシンという物質は炭水化物と一緒に摂取するとブドウ糖が効率よく脳に送られるため、五月病に有効です」
 いずれも、管理栄養士さんのアドバイスで、インターネットなどでも紹介されています。

 どこかのテレビの捏造番組ではありませんが、ちょっと冷静に考えれば、五月病を牛乳飲んで治せるなんてありえないと思いませんか?

 ある都内の有名私立大学で一人暮らし応援キャンペーンというのをやっていて、学生に「手軽にできるお料理」という小冊子を配布しています。やはり食生活は基本ですからこういった取組みは非常に評価できます。
 その小冊子をみると、一番初めに「献立の立て方5つのポイント」というのがありました。
この小冊子はこの大学の管理栄養士によって作成されています。

1.肉と野菜の組合せを
動物性食品と植物性食品の組合せを
2.色どりのよい料理を
自然の色のカラフルな野菜から作る料理を
3.よく煮たものと生のものの組合せを
シチューとサラダの組合せのようにお互いにおいしさを増すものです
4.牛乳と卵を忘れずに
牛乳や卵はそれ自身で高い栄養価を有しています。たんぱく質は魚や肉以上に良質です。
5.油は毎日とる
油をとることで、穀物の量も減り、胃拡張も防げます。

とありました。

 戦後すぐに「栄養改善運動」というのがありました。上記はまさに、その時代の献立の立て方そのもののような気がします。
1から5までについてここでは、それぞれコメントしませんが、食生活に知識と関心が少しでもある方であれば、?(疑問符)が付くと思います。
 学生に食生活の大切さを訴えるのは大切ですが、なにか五月病の食生活アドバイスと似たような感じがしますが・・・


2007.05.01 08:20:38 | 食彩人 | コメント (2) | トラックバック (0)

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事



この記事へみなさまからのコメント

 私は学校を卒業後百貨店に就職したため初めてまとまった連休をもらったのは、業務の落ち着いた10月でしたので、5月病に代わる10月病になってしまった記憶があります。負けないようにとバランスも考えず本能のままに、もりもりに食べて返って肥満を心配する羽目になりましたが。


2007.05.08 01:06:47 | 中元


はじめまして。札幌で管理栄養士をしておりますtofucheesecakeと申します。最近の栄養士の方々って、食生活の本質を忘れている、もしくは知らない人が多いという気がします。コーンフレークのCMで管理栄養士の人が数字的にバランスのとれたレダーチャートを指して「これさえ食べれば大丈夫!」などと普通に言ったりしています。
食生活のよさを、数字的、視覚的なグラフで説得させることしかできないのでしょう。


2007.06.03 16:38:58 | tofucheesecake



この記事へコメントはこちらから
お名前
コメント

トラックバック
この記事のトラックバックURL http://shoku-labo.com/mt/mt-tb.cgi/803

有限会社 食と生活ラボ
〒142-0064 東京都品川区旗の台3-7-12
(c) shoku to seikatsu labo Inc.