国際化というと、まずは語学をいかに勉強するかというイメージがあります。
大学の名前や学部にも「国際」と名のつくものがあります。
国際というと、言語、異文化、コミュニケーションとキーワードにつながります。
どちらかというと日本以外の国の文化や言語を勉強して理解するというのが国際化と考えられているようです。
しかし、実は国際化とは日本そのものをどれだけ知っているのかということではないかと感じました。
2009年11月26日に在日外国人向けに箸道講座を行いました。
はしと小鉢の持ち方を練習中
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参加した外国人は皆さん、日本の食文化に興味をもち、我々日本人以上のものがありました。
箸や器、盛り付けや食材などに大変興味を示していました。
考えてみると、日本人は自分の国の食文化のことなどあまりに知らなさすぎるなと感じました。
自分の国についてしっかり語ることができないというのは、相手が評価してくれません。つまり国際人ではないということです。
日本食の歴史や種類、いただき方、マナーなどしっかり身につけて初めて国際人になれるのではないかと考えます。
外国人から見て、自分の国について語れない人はやはり国際人ではないと今回の講座を開催してつくづく感じました。