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若狭塗箸の箸職人古井正弘様にお話をお伺いしました。
NHKの朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」の中で若狭塗りの箸工房がでてきます。
そのため、若狭塗り箸が人気のようです。
しかし、いま若狭塗り箸の職人はもう古井さんお一人しかいらっしゃらないそうです。
その仕事ぶりは、まさに「一膳入魂」
箸一膳を作るのに、全身全霊をかたむけてます。
若狭塗りは、福井県小浜市周辺で見られます。アメリカの大統領選挙の民主党候補オバマ氏に対して小浜市が応援というニュースもちょっと前にありました。
若狭塗の特長は、貝殻(かいがら)や卵殻(らんかく)を色とりどりの色漆(うるし)で塗り重ねることだそうです。
古井さんのお話では、貝殻や卵殻を取り扱う人がいなくなったこと。また、箸を作るための道具の職人もいなくなったなど、箸を作る環境が年々なくなってきたと話されていました。
これは、箸だけでなく日本の「ものづくり」そのものの課題と感じました。
(箸職人 古井正弘さん)
さて、箸作りは命を削るようなものだとのことです。一膳一膳命を削るように思いを込めて削り塗ります。何度も何度も塗りなおします。そうやって箸に魂を吹き込むといいます。
まさに「一膳入魂」です。
(一膳一膳魂をこめて・・・一膳入魂)
若狭塗り箸は、バランスがよく品があります。良い箸で食事をすると食事がおいしく感じるだけでなく、心が豊かになります。
2008.03.18 07:00:01
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