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どこのお店が三ツ星を取った、東京は世界最大の美食都市、☆評価に対する賛否両論の紹介、はたまた深夜のミシュランガイドブック発売のカウントダウン、テレビのニュースでとりあげるは、ワイドショーで取り上げるは、新聞では一面に取り上げるはで、すごい騒ぎでしたね。
まさに、ここ数日ミシュラン狂想曲を聞かされていました。
ミシュランガイド作成の調査は、誰が、いつごろ、どうやってするのでしょうか?これは知りたいですね。でも、わかってしまうと面白くなく、わからないところがミシュランガイドのステータスを上げる要因なのかもしれませんが。
フレンチやイタリアンは、ソースが料理の味を決めます。そこにシェフの腕がでてきます。
一方、和食の場合は、素材の持つ本来の味をいかに引き出し、それを際立たせるかが料理人の腕です。新鮮さや旬が求められます。そこには、素材を選ぶ目や、素材についての知識が求められます。
10月に食べる新米と9月に食べるお米とでは味の違いがあるかもしれません(私にはよくわかりませんが)。 食べる季節によって、旬の食材が違い、料理方法が違い、和食の場合はグレードを決めるのがむずかしいのではと思います。
調査に当たっては、よほど日本の食文化に精通した人がグレーディングしているのでしょう。
最近感じることは、日本人は食品の安全、偽装表示といわれると、みなそれに敏感になり、一方でメガマックに代表されるガツン系といわれるボリュームある食品が人気です。つまり、情報に流されやすい国民なのかもしれません。三ツ星といわれると疑うことなく超一流と感じているのではないでしょうか。
これは、冷蔵庫の中の食品が、まだ食べられるかどうかを判断する時に、自分の五感で判断するのではなく、期限表示を見て決めるというのに似ています。誰かが決めた判断にしたがって、自分で決められないということ。
世界には食べものに窮している飢餓地域があります。相変わらず、わが国では、大量の食品廃棄物を出し続け、食の大量生産、大量消費も続いています。
今回のミシュラン騒動を見ながらいろいろと考えてしまいました。
2007.11.23 10:33:10
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