トップ > 食彩人 > 食について考える > 足立区、文科省に反旗
食と生活ラボ 食と生活ラボ


食と生活ラボ
会社案内
ニュース
  お知らせ
著書紹介
 
 

毎週火・金更新
ブログ記事
彩りのある食や人生(食彩人)についての情報やビジネスのヒントなどを毎週更新します!
きゃりあ塾
講習会のお知らせ
食育リーダー養成講座
食ビジネス・プロジェクト
中食ビジネス創造研究会
ファシリテーション
ご案内
食彩人
食について考える
食ライフ・クリエイター

みなさまからのコメント
 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

牟田さんお久しぶりです。中東たらい回し生活(?)丸5…

牟田様こんにちは。 海の砂漠化、おそろしいです…

牟田先生殿 前回のセミナーとても勉強になりまし…

ご指摘ありがとうございます。さっそく、訂正致しました。

新鮮な話題と持ちは話題の後は(を)じゃないの?

私は、この記事に???です。 【放射性物質がゼロと…

18時から20時に変更と記載がありますが、勘違いして…

自分はサーモンが苦手です。脂っこいし何か独特の生臭さ…


トラックバック



みなさまからのコメントと
トラックバックについて


個人情報の取り扱いについて
食彩人

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事
足立区、文科省に反旗
 タイトルにある「足立区、文科省に反旗」とは、問題になった「学力テスト」のことではありません。
 
 学校給食の話です。学校給食法施行規則で「ミルク」があるものを給食と定義していて、文科省は「牛乳なしの献立は認めない」(学校健康教育課)という姿勢です。
 足立区は来年度からこの国の基準をはなれ、独自の基準作りを進めるとのこと(読売新聞11月17日夕刊)

 「牛乳なしの献立は給食としてみとめない」というのは、改めて考えるとすごい話です。
 足立区は、区内の学校で年30万本以上の牛乳が捨てられるなど大量の食べ残しが出る現状に、[自由な発想で子どもがおいしく食べられる献立を]ということで独自の規準を作るとのことです。
確か、足立区は給食費の未納率が全国でも上位で、その影響もあるのかもしれません。
 この理由は、国の基準に縛られ(熱量や栄養素の)数字合わせに陥っている現状があるといいます。
 
 週3回ある米飯の日にも、牛乳を出さなければならないという国の基準です。
個人的にはごはんに牛乳はちょと・・・
米飯であれば牛乳の代わりにやはり温かいみそ汁だし、お茶かな。カルシウムなどの栄養素は小魚など他の食品でカバーするほうが自然だと思うのですが。

 この足立区の姿勢に専門家も大きく賛否が割れているそうです。
 反対派は、子どもの好き嫌いにあわせて献立をつくったら、偏食を助長するという意見です。
 賛成派は、今の給食の食品構成は、はじめに牛乳ありきの発想がありゆがんでいる。数字合わせのために「うどんとパンと牛乳」という変な献立も登場していると指摘しています。
 皆さんはどう考えますか?

 読売新聞の記事の中に次のような記載がありました。これには、あきれてしまいます。

 文科省のコメント
 「給食には、必要な栄養素をとるだけでなく、子どもの偏食をなくしたり、正しい食文化を伝えたりする目的がある。牛乳をなくすのは論外だが、その他の食品についても、子どもが食べないからという理由で構成を大きく変えるのは遺憾だ」

 「ごはんにみそ汁」でなく、「ごはんに牛乳」がなぜ食文化を伝えることになるのかよくわかりません。


2007.11.20 21:55:08 | 食彩人 | コメント (2) | トラックバック (0)

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事



この記事へみなさまからのコメント

久しぶりに登場させていただきます。
いつも楽しく拝読しています。
ごはんに牛乳、通常の食生活ではありえない取り合わせです。それが給食で数十年も続けられているのは、牛乳業者の救済策にしか考えられません。
冬でも冷たい牛乳を飲まされ、午後の時間は腹痛を堪えながら授業を受ける子供たちの気持ちを大人たちはわかっているのでしょうか?


2007.11.21 04:03:13 | めんたいこ


何事にでもそうだと思いますが、どこかで「変だ。」という意見があるのは、やはり何かがあるからだと思うのです。
それを頭ごなしに『子どもの好き嫌いにあわせて献立をつくったら、偏食を助長する』などとわけの分からない理屈で固めるのではなく、世の中を良くしたいと思うのなら、妥協点というのがあるはずなんです。
問題を先送りにせず、少しずつでも良いから折り合いをつけるやり方はないのでしょうか。(例えば、これだけは譲れないという、一食分の国の基準と言われている栄養素や熱量を超えたり足りなかったりする事のないように指導したり・・・。)
結局のところ何も変わらず・・・。という落ちはもうお腹いっぱいです。


2007.11.21 15:06:44 | 荘司 美幸



この記事へコメントはこちらから
お名前
コメント

トラックバック
この記事のトラックバックURL http://shoku-labo.com/mt/mt-tb.cgi/907

有限会社 食と生活ラボ
〒142-0064 東京都品川区旗の台3-7-12
(c) shoku to seikatsu labo Inc.