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オーストラリア Food Letter
<Australiaでの食・Australiaから見た日本の食> 3通目
ここAustraliaにも各都市に数軒ずつですが日本食専門スーパーがあります。
いくら洋食好きでも心身が疲れきっているときは日本食が恋しくなるものです。日本食にはオーストラリアには無い優しい味があります。これは疲れきったある日、個装パックの和菓子を一つ口にしたときに感じたことです。日本のお菓子には優しさがあります。
各都市に日本食ス-パ-はだいたい3軒程ありますが日本で買う3,4倍の値段はします。でも海外で食べる日本の味は格別で自分への御褒美として日本食を楽しんでいる人も結構いると思います。
しかし、この日本食スーパーの品質管理にいくつか疑問を感じる店もあります。
まず一つ目に、冷凍食品を移動させたりする時、平気で常温に放置しているのです。食生活アドバイザーの検定を取得するとき、冷凍の商品は再冷凍は品質劣化の元だと学んだ私にとっては見逃せない事実でした。冷凍食品だけでなく、冷蔵食品のジュース・豆腐・キムチ等も常温と冷蔵を行き来しています。
二つ目の疑問は、賞味期限が切れている商品は賞味期限を消している点です。 カップラーメンなどビニールのパッケージにインクで賞味期限を印字されている商品の賞味期限が消されているのに気が付いた時、消費者を馬鹿にしているという怒りと情けないという、なんとも言えない気分になりました。
日本から輸入するのは安易では無いし、どうしても売りたいお店側の気持ちも分からなくもありません。 カップ麺等は賞味期限が一日二日過ぎたからといって食べられなくなる訳ではないとも検定対策講座で学びました。しかし、自分の家に買い置きしていて期限が過ぎてしまった物を口にするのとは訳が違います。
期限が過ぎた商品を格安で売っているお店もあります。そういったお店では消費者も納得して購入しているので、問題にはならないと思います。賞味期限を消していたお店ではお店に入りきらない商品は屋外に放置され青いビニールが被されているだけです。
これでは、外部の人に穴を開け何か混入されてもおかしくない管理の仕方です。又、店内もとても食料品を扱っているとは思えない衛生状態です。商品棚は埃がたまり、一度も清掃したことないのではと思う状態です。 こう見ていると日本のスーパーの衛生管理・商品管理はかなりレベルが高いと思います。
※Australiaのスーパーは衛生管理・商品管理ともそれなりにしっかりしています。全てのスーパーがこうであるということではなく、ここで書いているのはAustraliaの、とある日本食スーパーの事例です。
<水谷かや子 オーストラリア在住>
2007.11.02 09:10:29
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