さて、なぞなぞです。
「使えば使うほど増えて、使わなければ使わないほど減るものは何?」
ある企業様の幹部社員勉強会を担当しています。
その勉強会での課題図書の中に出てきた海保青陵(かいほせいりょう)の言葉が、まさにこのなぞなぞと同じ内容でした。
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「心が和む日本の名言」(リベラル社)という本の中にこの海保青陵の言葉が出てきます。
「使わなければ耗(へ)りて、使えばふえる物は知と力なり」
そう、なぞなぞの答えは「能力」でした。
この海保青陵とは江戸時代後期の儒学者で、今で言う経営コンサルタント的な業績を残した人とのこと。知恵や能力は使えば使うほど増え、使わなければ衰えますね。