思わず笑ってしまいました。
「いま生きる『資本論』」佐藤優著 新潮社
学生時代に勉強したマルクス経済学について、この本を読みながら資本論の内容を思い出していました。
この本の中に、論理の組み立ての間違った事例として次のようなものがありました。
思わず笑ってしまいました。
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いわゆる三段論法というものです。
「犬は毛に覆われている」
「鈴木宗男はロシアの犬である」
「ゆえに、鈴木宗男は毛に覆われている」
(すいません鈴木さん。しかし、著者の佐藤さんが書かれていることなのでご勘弁を)
「犬は毛に覆われている」
「ブルドックは犬である」
「ゆえに、ブルドックは毛に覆われている」
当たり前のことですが、「鈴木宗男はロシアの犬である」の「犬」は、dogではなくスパイの意。だから三段論法はあてはまりません。本当にスパイかどうかは知りませんが・・・
こういう三段論法はほかにもありそうですね。