ここ数日ニュースで取り上げられている小山市のセクハラ市議とオリンピックエンブレムデザイナー。彼らのコメントには共通点があります。「彼らのコメントにはウソはない」という点です。
・セクハラ市議:女性職員に体を触ったりは一切していない。
・エンブレムデザイナー:自分のつくったエンブレムはオリジナルであり模倣は一切ない。
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このセクハラ市議もエンブレムデザイナーもきっと本心からこのように思っているのでしょう。だから「どこが悪いの?」「自分が何をしたというんだ?」
セクハラ市議は、取材に来た女性記者の体もべたべた触っている。きっと相手の体に障ることは悪いなどとは全く感じていない。つまり、セクハラとは何かを知らない。だから「何が悪いの?」と真剣に思っている。
エンブレムデザイナーは、他人の作品に多少手を加えればそれは自分の作品になる。つまり、盗作や模倣とは何かを知らない。だから「何が悪いの?」と真剣に思っている。
だから二人とも「天地神明に誓ってそういうことは一切していません」と言い切っているのでしょう。
誰か教えてあげたくとも、二人ともある意味「権威者」なので誰もこれまで注意できなかったのでしょう。
いわゆる「裸の王様」だったのかも。