今週は、日本の食文化に関する話をさせていただく機会を何度かいただきました。
対象は、食品関係の業界団体とそこに所属する会社の代表者。
別の日には、同じ食品会社ですが、上記の業界とは違う業界の食品会社。そこで開発と営業、マーケティングを担当されている皆さんでした。
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少子高齢化や消費税増税、TPP、円安傾向といった流れは、食品会社にとってはフォローよりもアゲインストの風。
そのような状況の中で、あらためて日本の食文化について知ることは大事、というより知らないと生き残れないかもしれません。
これまでは、食品会社は「食材の提供」をしてきました。 品質や価格やサービスで商品が選ばれていた。
しかし、最近は「食卓の提案」とか「生き方の提案」が求められています。
そのためには、日本の食文化や食習慣をもう一度しっかり見直すことが重要。
「これらを知らないと損」どころではなく「知った上で自らの口で語ることができる」
これが、できないと生き残れません。
「日本人に食品を製造あるいは販売している会社に勤務していて『箸が正しく持てない』とは言語道断」とはっぱをかけてきました。 偉そうに・・・