スポーツカー欲しいけど、先立つものがない。 買いたいけど買えない。そんな経済的余裕は今も将来もなかなか厳しい。
この状態は、あなたの気持の中で矛盾する二つの感情が起きています。
一つは、「欲しい、買いたい」 もう一つは「買えない、買うのは不可能」
人間は二つの矛盾した感情が生まれたとき、それ(矛盾)を解消しようとします。
じゃあ、どのようにするのか。
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買うことができないのが現実なので、矛盾数「欲しいという感情」を次のようにして矛盾解消します。
→いくら馬力があっても、日本ではスピード規制があるので意味がない。
→この環境を考える時代にガソリンばかり使って環境に配慮していない。
→こんな車を乗り回していたら、きっと成金趣味と思われてします。
こんな風に考えることで、自分の中の矛盾をなくします。
これを「認知的不協和」といいます。
イソップ物語の中で、すっぱいブドウという話があります。
キツネがブドウを取ろうとしますが、高いところにあるのでなかなか取れません。
何度も何度も挑戦するのですが結局取れません。
そこで、キツネは「どうせあのブドウはすっぱくて食べられない」と言ってその場を去ります。
「食べたい」しかし、「食べられない」という矛盾を「すっぱくて食べられない」という形でかいしょうしています。
普段の生活の中で皆さんもそんなことありませんか?