よく見ると単なる「点」。 しかし、少し離れてみるとその点がたくさん集まって「人の顔」になっている。
そういうもの見たことありますか?
ナスカの地上絵もそうですね。描かれているところに立っても、何が描かれているのかわからない。
しかし、空から見てみると、動植物が描かれている。
似たようなことがビジネスでもあります。
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ある人の批判を一人だけが述べても、それは単なる悪口に過ぎません。
都知事は公私混同がひどく、「セコイ」奴だ! と一人だけが言っている時は単なる悪口。
しかし、それが3人、4人と増えていく。週刊誌の報道をきっかけに、テレビの番組でも、新聞でも取り上げられていく。すると、一人の時は悪口であったものが、悪口という意識が変わり、まともな意見に変換します。
一つ一つは意味がなくても、それが全体で何かを示すような認識を「ゲシュタルト的変換」といいます。
一人で主張しても説得力はなくても、100万人の署名を集めた上で主張すると強力な説得力になる。
100万人までいかなくとも、会議の席で味方を何人か増やすだけで、流れは大きく変わります。