パレートの法則とは、いわゆる80:20(8:2)の法則ともいわれているものです。
全体の売り上げの8割は2割の商品。この比率は様々なところに当てはまるといわれています。
一つの参考としては使えます。
皆さんの周りでも、似たようなものがあるなと感じることありませんか?
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本日の日経BPに面白い記事が掲載されていました。
それは、「華僑が『できない人』を大切にする3つの理由」という記事。(2016.3.30日版、日経BP 大城太)
この3つとは、
①「できない人」がいるから「できる人」が輝く
②「できない人」には頼み事をしやすい
③「できない人」がミスをしても大事にはならない
会社としては、「できない人」を排除したいですよね。
排除するとどうなるか。
「できる」「できない」は相対的なものです。
そのため、たとえ「できない人」を排除して、「できる人」だけを残しても、そこには「できない人」ができてしまう。
会社の売り上げの8割を2割の「できる人」が稼いでいる。
できない人を排除してもまた同じような80:20は生まれてしまうということですね。
うまく80:20を使うことで、きっと大きな成果が期待できるかも。