人をその気にさせるほめ方はたくさんあります。
今回は、その中で「ウィンザー効果」と呼ばれるものを紹介します。
誰かをほめる時に、直接本人にほめるのではなく、第三者経由にすることで効果が増すというものです。
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次のAとB、言われるとうれしいですよね。しかし、これらを比べた場合、あなたはどちらの方がよりうれしいですか?
A:いつもすごくがんばっているね。さすが!。
B:部長が君のこと「いつもすごくがんばっている。さすが!」と言っていたよ。
この第三者(上記の例では部長)が、社会的に権威があったり評価されている人などであれば、ますますうれしくなります。
このように、本人から直接よりも第三者経由でいわれると効果が増します。これを「ウィンザー効果」といいます。
本人から言われるとお世辞のように取られることもありますが、第三者経由であれば、それが客観的事実のように受け取れます。
応用編としてつぎのようなものもあります。( )内は、それを言われたときの心の中。
あなたは美人ですね。(お世辞?それとも何か下心あり?)
あなたは美人ですねと皆さんから言われませんか? (「そんなことありません」と答えたけれどちょっとうれしい)
使ってみてください。