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検定合格講座内容に対するメールでの質問2
 11月19日に行われる第16回食生活アドバイザー検定に向けての合格講座を各地で実施しています。
講座を終えた会場(東京・大阪)で講座を受講された皆さんから、講座の後、メールで頂戴しました質問とその質問に対する答えの第2弾です。
受験勉強の参考としてください。
頂戴したご質問に対しては、原則として24時間以内にお答えしています。

Q:有機栽培の事なのですが、アドバイザーの本では農薬は使ってはいけない・・となっていますが、実は私、今、野菜ソムリエのスクールにも行ってまして、そのスクールでは「農薬は使っても良い・・・但し、化学合成されたものだけはいけない・・・」という教えでした。

A:有機栽培の件についてお答えします。
有機栽培にはJAS法上規定があります。
その内容はつぎの三つの条件を満たさなければいけません。
1.種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。
2.栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
3.遺伝子組換え技術を使用しない。
農薬は使用しても良いという野菜ソムリエのスクールの内容の詳細はわかりませんのでなんともいえませんが、化学合成された農薬を使用することは認められていません。
「農薬を使っても良い」ということに関しては、平成17年10月27日付けの農林水産省告示では、有機と認定するにあたり、農薬は別表2に記載されているものを除くとあります。ですから、一部農薬は認められていることになりますが、「農薬を使っても良い」といえるかどうかについては、何とも申し上げられません。

Q:生鮮食品の産地表示の事なのですが、なんか今年の10月から同じ袋に入った二種類以上の食品は(内容物が50%以上)の場合は産地表示が必要になったと聞きましたが、も一つ意味が分かりません。
全ての生鮮食品に対してなのですか・・・?例題を含めて詳しく教えて頂けませんか?


A:ご質問の内容は、「原料原産地表示」に関するものだと思います。
これは、今年の10月2日から完全実施となりました。
ただし、平成16年9月に実施され、2年間の移行期間を経て、今月から完全実施となりましたので、実際には以前から実施はされていました。

まず、この原料原産地とは、対象が加工品です。(生鮮品ではありません)
加工品の中でも、きわめて生鮮品に近い加工品が対象となります。
たとえば、乾燥シイタケ、塩蔵のイクラ、魚の開きなど20食品群が指定されています。
模擬問題にもあったと思いますが、「沼津産 アジの開き」と表示があるとアジそのものの原産地が沼津なのか、アジはオランダ産であっても、開きにする加工を沼津で行われたのかがよくわからず、消費者が誤認する可能性があります。
梅干も紀州産と書いてあっても、実際には、中国産の梅を使って、和歌山で梅干にした場合、和歌山産の梅を使って和歌山で梅干にしたと誤認する可能性があります。
そのような生鮮品に近い加工食品の原材料名に産地を記載するということです。

コーヒー豆を買いに行くと、次のような記載があります。
名称:レギュラーコーヒー
原材料名:コーヒー豆(原材料原産地:ブラジル)
内容量:100g
これが、原料原産地です。

ただし、この重量割合が50%以上が対象となります。
「豚・牛合挽き肉」の場合、(この場合は表示の順番から豚の割合の方が牛よりも多いという意味ですね)それぞれ51%と49%の割合であれば、豚(米国産)と表示が必要ですが、牛の表示は必要ありません。

加工食品の中でも、ハンバーグのような加工度の高いものは、生鮮品に近いものではないので、 対象となっていません。
先ほども言ったように、今月から急に実施されたのではなくすでに実施され、今月から完全実施と なりました。話題性という意味でチェックしておく必要はあると思います。

原料原産地はこのサイトの中でも開設していますので、ご参照下さい。詳しくはこちら


Q:模擬問題集9)の答えが生活習慣病となっていますが、メタボリック症候群(メタボリック)でも良いのでしょうか?

A:広い意味で考えると、確かに、メタボリック症候群も該当するかもしれません。
しかし、メタボリック症候群は疾患というよりも病気になる要注意状態リスクが高い状態をいいます。
ウェストのサイズ男性は85、女性は90cmに加え、高脂血症、高血圧、高血糖のうち二つ以上該当するものをメタボリックシンドロームと呼んでいます。
この問題をよく読むと疾患のこととあり、また生活習慣病の代表的な高脂血症、高血圧症、糖尿病と記載もあるので、ここでは、生活習慣病が適当な答えを思われます。


Q:食生活アドバイザー2級問題集p.159例題2(惣菜、弁当の表示)の4について、解説では必ず魚名を記載と書いてあるのですが、コンビニの白身魚のフライが入ったお弁当を何個か調べたところ魚名を書いてないものもありました。
これまでの私の経験からも「白身魚のフライ」とかくだけで、それが何の魚かまで書いてあるお惣菜は見ませんでした。ですので、この回答は違っているように思うのですが、本当のところはどうなっているのでしょうか?


A:問題集の問題を見てみました。
この問題からは、惣菜としての「白身魚フライ」単体と、弁当に入っている白身魚フライと二つ意味が取れます。
もし、前者であれば、解説のとおり原材料名に魚の名称を入れます。白身魚のままでは 何の魚かわからず、消費者に誤認を与える可能性があります。
ただし、スーパーなどでその場で作られているものは、表示の義務はないので白身魚との表示だけでもOKです。
また、後者の場合は、つまり、コンビニの白身魚のフライが入った弁当の場合は、その白身魚フライは、複合原材料となります。この場合、全体の重量の5%以内であれば複合原材料名の記載を省略できます。ですから白身魚だけの表示でも構いません。
すごくわかりにくいですね。


Q:輸入食品表示について水産物は、よく知られてる地名でもかまわないけど、畜産物は、駄目なのですよね?
教科書や様々見て理解しているつもりで出来てないかもしれないので質問メールしました。
あとイカは杯 が正解で良いのですよね…
また消費期限は時間は書かなくて良かったはず なのですが、弁当に時間が書いていて 迷ってしまいました。時間は書かなくても良いのですよね。


A:輸入品の食品表示ですが、輸入品は水産物も畜産物も原産国名を記載します。
農産物に関しては原産国名を記載しますが、よく知られた地名でも構いません。

イカは杯と数えます。盃とも書きます。

消費期限表示は年月日だけです。時間まで入れる義務はありません。
実際には販売されているおにぎりやお弁当などには時間も入っていますね。

2006.10.26 23:06:49 | きゃりあ塾 | コメント (0) | トラックバック (0)

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