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おいしさの崩壊6
「友だちと食事をするとやはりおいしい」

 孤食や他人とともに食事がうまく摂れない若者が多いといわれています。食事の本来の目的の一つは、食事を通じてコミュニケーションを取るということです。
 「食事をおいしく感じることができるのは、誰としたときですか?」という質問に対して、第1位が友人 37.76% でした。そして家族が27.45%と続きます。

 食事をおいしいと感じる相手は、やはり気の会う友人が男女ともに第1位でした。男性36.9%、女性 38.79% 女性の方が若干高めです。(注)

 友人についで多いのは家族。最近は、「団欒」とか「家族の絆」といった言葉が死語になりつつあり、家族とのコミュニケーションはしっかり取れているのか気になるところです。しかし、今回の調査を見る限りにおいては、27.46%の学生が「食事をおいしく感じる相手は家族」と答えています。男女ともに第2位ですが、男性は、22.71%に対して、女性は33.09%と10ポイント近く女性の方が高くなっています。(注)

 残念ながら、「一人」で食べるのがおいしいという学生もいます。男性7.44%、女性2.94% あまり煩わされたくないのでしょうか。(注)
(注:男性のサンプル総数1,101、女性のサンプル総数 859)

 逆に「食事をおいしく感じられないのは誰としたときですか?」という質問に対しては、半数近くの学生が、「そういう人はいない」あるいは「いつもおいしく感じている」と答えています。
学生の場合は、自分の意思とは別に、誰かと食事をしなければならないというような場面は少ないと思われるのでこのような答えになっているのかもしれません。全体の順位としては、先生20.20%、 先輩 9.70%、 両親3.72%と続いています。先ほどとは逆に「一人」で食べるとおいしくないと答えている学生も数名いました。

 子どもがキレやすいという事がよく言われます。これは、スナック菓子のような食べ物に含まれる栄養素のバランスが悪いからというよりも、食事を通じた食事規範(マナーやエチケット、コミュニケーションなど)がしっかり育成されていないからではないかと推測されます。

(文中にあるパーセンテージのサンプル総数は1,960です)

つづく

2006.11.03 08:54:42 | 食彩人 | コメント (0) | トラックバック (0)

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