東北関東大震災、津波、原発事故と未曽有の災害に見舞われている日本。
あらゆるところで、「がんばれ!ニッポン」 「がんばれ!東北」「がんばっぺ」 が合言葉になっています。
テレビや新聞でも避難先での入学式やランドセルを背負った子供たちの笑顔のニュース
被災者のインタビューでも「負けてられない」「がんばってるぞ東北」との声が返ってきます。
でも、あえて「今がんばらなくてもいいよ」と声をかけたくなるのは、私だけでしょうか。
家族を失い、家を失い、仕事を失い、私が被災者の皆さんの立場であれば、あんなに前向きになれるだろうかと考えてしまいます。
子どもたちも、今の状況をよくわかっていて、子どもなりに慣れない環境の中で必死に自分を押さえているのではないかと感じます。
もっと、誰かに怒りや悲しみややりきれない想いをぶつけてもいいと思うのです。
自分の感情を素直に出すことも大切。
被災していない人間が言うのも変ですが、あまりに「がんばれ!」の大合唱がプレッシャーを与えているのではないかと感じてしまいます。
では、どうすればいいか?
わかりません。
相手の気持に寄り添うことのむずかしさをあらためて感じます。
今の私にできること。それは、節電、義援金の協力、そしてできるだけ東北産の農畜水産物を買うことぐらいでしょうか。
早速行ってくるぞ↓↓↓
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