4月5日政府は、茨城県沖で獲れたコウナゴから4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出われたという報道がありました。
福島原発の事故から、ニュース番組を見たり新聞を読んでも、どうも意味がよくわかりません。
「専門家」といわれる大学教授や医師が「すぐに健康被害を及ぼす値ではない」ということを、強調しています。
しかし、ベクレル、シーベルト、規制値の・・・倍 というのは実際どうなのかよくわかりません。
インターネットで調べてみると、放射線を出す能力が「放射能」
その放射能の強さ・量を表した単位が「ベクレル」
そして「シーベルト」は人間が放射線を浴びたときの影響を表すのに使う単位だそうです。
それぞれ基準(値)が合って、その数値に対して何万倍というような表現をしています。
そういう数字を出して報道されているのですが、これがよくわからない。
「専門家」は健康に被害をもたらす値ではないといっていますが、どうも理解できないことがあります。
それは、たとえば、福島県産の農産物をたべても「ただちに健康被害が出る数値ではない」とのこと。
つぎに、汚染水を海上に放出した結果、予想される魚の放射性物質の摂取量についても「ただちに健康被害が出る量ではない」 と説明しています。
水道水も「ただちに健康被害が出る量ではない」そうです。
しかし、野菜や浄水場で放射性物質が見つかったということは、大気の中に放射性物資が含まれていてそれが飛散した結果野菜や浄水場で検出されたということです。
その空気をある区域の人たちは毎日吸っていることになります。
それぞれの「専門家」の言葉を信じて、空気を吸い、水を飲み、野菜を食べ、魚を食べた場合、
それらはすべて足し算にはならないのでしょうか?
汚染地域近くの人は汚染された野菜や魚を食べなくとも空気は毎日吸っているわけです。
わかる人がいたら教えて下さい。
チェルノブイリでは、すぐに健康被害が出るのではなく、事故の当時子供だった人が成人して妊娠した時に胎児に異常が発見されたと聞きます。
「ただちに健康被害はない」というのは、将来にわたっても言えることなのでしょうか?
これも疑問です。
誰か教えて下さい。