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買占め防止のメッセージが逆に買占めを助長?

 スーパーに行くと、商品の棚に次のようなメッセージをよく見つけます。
「被災地優先にしています。一家族当たり一点限りとさせていただきます。ご理解とご協力をお願いします」
確かに、被災地優先はわかるし、品薄なので多くの方に商品が回るようにという気持はわかります。
しかし、これが逆に買占めを助長している気がします。

サイコロジックで言うと「カリギュラ効果」というものでしょうか。



 カリギュラ効果とは、ダメといわれると逆にやりたくなってしまうというものです。カリギュラは古代ローマ帝国の王でした。その王の映画ができました。しかし、内容があまりに刺激が強すぎて上映禁止になってしまいました。そうしたところ、逆に市民が好奇心を持って、上映禁止となっていない隣町までその映画を観にいったということからきています。


 人間の心理は、制限を加えられるとそれに心理的なプレッシャーを感じます。
たとえば、現品限りとか、お一人様一点限り、タイムセールスであと5分などなど


 今回も、被災地優先(事実かどうかはわかりませんが・・・)一家族あたり一点限り(お一人様よりも制限が厳しい)という文言を見て、当初は買う予定がなくても、買っておかないとまずいのではないかという気分にさせます。
一家族といわれると、二人で行っても他人のふりしてそれぞれ一点ずつ買いたくなります。


 ましてや、棚にあと数点しか残ってないとなると、我先にという状況になりえます。
意図的にこういうPOPを出しているとは思いたくありませんが、買占めはやめましょうというメッセージは逆に買占めを煽っているケースもある気がします。

皆さんはどう考えますか?


2011.03.29 09:50:59 | 食彩人 | コメント (0) | トラックバック (0)

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