今日4月6日の主要新聞朝刊各紙におわび広告が出ています。
某食品メーカーの製品に本来入ってはいけないものが入った(かもしれない)というものです。
この製品を買った人はお手数ですが返品してくださいという内容です。
社会面の下段によく見る「お詫びとお知らせ」広告です。
しかし、読んでみるとこれが良くわからない。
(原文のまま ただし会社名は ○○○ 、商品名は XXX としました)
お客様各位
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、○○○製造の×××に、小麦由来の微細な砂等の本来除去されるべきものの一部がごく微量混入したおそれのあることが判明しました。
尚、お客様の健康への影響はございません。(以下略)
1.いったい何が混入したのでしょう
小麦由来の砂等とはなに?
ひねくれものの私としては、この「等」の部分こそ問題を隠しているととってしまします。
2.(除去されるべきものの)一部がごく微量混入したおそれがある
「入っていません」という理解もできます。
「一部がごく微量」というのはどの程度でしょうかね
極めて苦しい表現ですね。どう表現しようか社内で苦慮した姿が浮かびます。
3.お客様の健康への影響はございません
またまたひねくれものの私としては、なぜ健康への影響がないとわかるの?と感じます。
なぜなら、混入した(可能性がある)ものは小麦由来とあります。
小麦由来ということはアレルギーの人はそれこそごく微量でも大きな影響があります。
この商品XXXは誰が見ても小麦が原料とわかっているからそういう人は食べないという前提なのでしょう。
論理的な「伝わる文書」という意味では、不明な部分が多いのですが、それだけに文書作成にあたっては苦労しているなというのが良く伝わってきます。
いろいろな意味で参考になった「お詫びとお知らせ」でした。