駅の構内にある回転すしの店舗が朝の時間帯朝食を始めました。
ベルトに焼き魚、卵、納豆、ノリ、たまご焼きなどが流れてきて好きなものを取ります。
少し前の定食屋さんでは、カフェテリアのように、自分で焼き魚を選んだり、豆腐、納豆などを選んでいました。
前者は人は動かずモノが動く、後者はモノが動かず人が動いてとる。
これからの流通はまさにこれと同じで、モノが動くか人が動くかがキーワードとなります。
最近読みたい本、買いたい本がある場合、本を買うのは本屋さんではなく、インターネット経由で注文することが多くなりました。
注文しても手元につくまでに2日ほどかかりますが、今すぐ読みたいというのでなければすごく便利です。
新書だけでなく、中古も選べます。書籍代が1円というのもあります。(配送料はかかりますが) しかも、中古の程度も悪くない。読むには十分にきれいなものばかりです。
これまでは、モノを買うというのは、人が出向いて(動いて)行って買っていました。ネット経由で購買するということは、人はパソコンの前で動かずにモノの方が動いてこちらに届きます。
今後はこういった流通スタイルが確実に増えることが予測できます。
この背景には、ネット環境の整備だけでなく、少子高齢化、長期の景気低迷などがあります。
これまでは、インターネットでというと、パソコンがなければだめ、キーボードは苦手という人には若干ハードルがありましたが、今では携帯電話を使ったインターネット経由でも簡単に注文が可能です。
スーパーマーケットに人が動いて買いに行く。と同時にネットスーパーを利用して届けてもらう(モノが動く)。「そうなると、わざわざ買いに来たんだから安くして」というのが当たり前になり、流通スタイルが大きく変わると思われます。
それは、2011年の電波法改正で地デジに切り替わることにより一気に進むと考えられます。
これを勝手に2011年問題と呼んでいます。