4月17日に消費者庁関連法案が衆議院を通過しました。年内には設置見込みとのこと。
これは一歩前進。しかし、本当に大丈夫?という疑問も残ります。
食品の偽装問題や湯沸かし器事故などから消費者保護の問題が以前から指摘されていました。縦割り行政によって、対応が遅れたり責任の所在があいまいになったりという弊害が指摘されてきました。 その意味で、消費者庁設置に期待します。
その一方で、これまで行政は業界の保護育成に努めてきました。また、政治家も企業や団体の支援を受けて活動してきたという事実があります。
つまり、消費者庁の力が強まるということは利益相反になる可能性があります。
ここは、消費者庁の力をしっかりと出していっていただくことを期待します。