桜前線が北上しています。東京は先週末が桜の見ごろで、今はほとんど散ってしまいました。
これからは葉の緑がだんだん深くなります。
また満開の桜を観るためにはあと一年またなければなりません。
まだ枝にはいくつか桜の花が残っていますが、雨でも降れば全部散りそうです。
まさに「旬の名残り(しゅんのなごり)」
食べ物も自然そのものですから桜と同じように本来であれば季節があります。
キャベツ、レタス、ニンジン、タマネギ、キュウリ、ナス、トマト・・・スーパーマーケットに行くと一年中売られています。
いったいそれらの旬(最盛期)はいつなのかわかりません。
桜の花が一年中咲いていてどの時期に咲くのか忘れてしまったというのと同じです。
もちろん、そういった野菜を一年中いただけるということはうれしいことです。
しかし、それが当たり前になってしまっていることで、季節感やありがたみが薄れている気がします。
政府は野菜や果物を安定的に栽培する「野菜工場」の普及を支援するというニュースがありました。食料自給率向上や安定供給だけでなく、最近は雇用促進の面でも効果が期待できます。
しかし、「野菜栽培」から「野菜工場」になるのはなんとなくすっきりしない部分もあります。
この時期にしか食べられないというのも食べる魅力の一つ。 野菜工場は良いのか悪いのかむずかしいところです。
ソラマメが東京では出始めました。ちょっと高めなので我が家ではまだ手がでませんが、近いうちにまた味わえるのが楽しみです。
いつでも旬だとこういうお楽しみはないな。