我が家では最近チラシなどをよく見て、安売りのときに買うというスタイルが定着しました。これでは、スーパーマーケットも売り上げが上がらないのではといつも感じていました。
それを裏付けるように、2月のスーパーマーケットの売上高が1兆円を割り込み9,526億円で、これは、18年ぶりに1兆円を割り込んだとのこと(日本チェーンストア協会)
最近、電車に乗って乗客をみるとブランド物のバッグを持っている人が以前に比べて少なくなったような気がします。コインパーキングに停車している車も小型車や軽自動車が多くなったような気がします。いずれも根拠はありません。私の感覚です。
日本チェーンストア協会のレポートでは、これまで大きな落ち込みがなかった食料品部門も前年同月比3%減。衣料品にいたっては、15.5%もダウンしています。
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先週末ユニクロに行きましたがレジは行列でした。この差がすごいですね。
我が家の近所のスーパーでも高額の国産牛肉などは売れないのか、売れ残っています。しかし、時間がたったものは値引き販売をされるので、いつもならとても手の出ない高級牛肉がすごく手ごろな金額で買えることもありいつもウオッチしています。
「高額品売れず。しかし、高額品の安売りは売れる」
消費者は少しずついろいろな知恵をつけてきています。
デパートも軒並み閉店時間を繰り上げるとのニュースがありましたが、営業時間を短くすることで対応するのではなく、知恵をつけてきた消費者に対して何かをアピールできる施策が欲しいものです。