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食育のもやもや
 食育の大切さは、よくわかるのですが、まだ「食育とは何か」というもやもやが晴れません。政府も食育大臣まで設置し、法律まで整備したのに、食育活動がごく一部の活動になっていてなにか盛り上がらないのと感じるのはどうしてでしょうか?
 食育と言うと、食材の勉強を子どもたちにさせたり、料理を自分で作ったり、農業体験をしたり、栄養バランスのことを学ぶそういうイメージをもちます。もちろんそれだけはないのでしょうが多くはそのように語られている気がするのですが。
 しかし、時代は違った方向に進んでおり、こんなもやもやを言っている場合ではないようです。

 日本テレビの「donna」キャスター 鈴木美潮さんが新聞につぎのようなコメントを寄せていました。

 「『食育』という言葉を見たり聞いたりするたびに、もやもやした気分になる。言葉が打ち出すのは、『きちんとした食事をする習慣を身につけよう』ほどの意味で、そこに異を唱えるつもりはない。だが、『食育』という言葉が使われる場合、必ずと言っていいほどセットで登場してくるのが『朝ご飯を作らない母親』や『買ってきた惣菜ばかり並べるお母さん』、『おふくろの味いずこ』など、母親の責任論だ。(中略)『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』の時代とは何もかもが違う21世紀に母親にだけ、炊き立ての白いご飯にみそ汁の朝食を用意して家族を待つ『昭和の母親』像を押し付けかねない論調になんとなく違和感を感じてしまうのだ」(読売新聞2007年10月2日夕刊)

 食育のもやもやを感じているのは私だけではなかったようです。
福田新政権の中で食育大臣はどうなってしまったのでしょうか?小泉政権の中で出てきた食育も路線変更となるのでしょうか?

 鈴木キャスターは、このあと次のようなコメントがつづいています。
そんなもやもやは言っていられない。「亡食の時代」(扶桑新書)という本を読んで、食べることを楽しめない人々の存在に諸劇を受けた。「食べることは面倒くさい」「忙しいから食欲は邪魔」時代の変化とは全く違うところで、変わってはいけない何かが変わりつつある。そんな恐ろしさを感じた。

 たしかに食育のもやもやなど行っている時ではないのかもしれません。
 これから「食欲の秋」が本格化します。しかし、この「食欲の秋」もこれからは死語になるのでしょうか。


2007.10.05 08:09:02 | 食彩人 | コメント (0) | トラックバック (0)

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