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「学生たちは食べ物を残すことに罪悪感を持っています」
平成18年11月17日公表分の農林水産統計によると、食品産業における平成17年度の食品廃棄物等の年間発生量は1,136万2千トンとのことです。 これは、国民一人当たりで計算すると年間89kg廃棄していることになります。
食品廃棄物の年間発生量1,136万2千トンを別の視点でみると、驚愕してしまいます。人が一日に摂る食事の量を500gとして計算すると、この食物廃棄量は、何と一日あたり6,200万食分に換算されます。
つまり、日本の人口の半分を賄える食品を毎日廃棄していることになります。
これだけ廃棄が多い中で、意外にも多くの学生が食べ物を残すことに罪悪感を持っていました。
「食べ物を残すことに罪悪感を感じる」かという質問に対して、次のような結果が出ています。
大いに感じる 38.98%
多少感じる 40.41%
どちらともいえない 9.44%
あまり感じない 6.94%
全く感じない 3.16%
無回答 1.07%
罪悪感を持っている学生が79.39%もいました。男女別で見ると、男性は78.66% 女性は80.33%で、女性の方が罪悪感を持っているようです。
「あまり感じない」、「全く感じない」は約10%ですが、「感じない」からといって、これは食べ物を軽くみているとは言い切れません。
今回の調査では、その詳細までは不明です。しかしながら、食べ物を残すということは、作ってくれた人に対して失礼という気持ちがあるのかもしれません。
(文中にあるパーセンテージのサンプル総数は1,960 男性1,101・女性859です)
つづく
2006.11.27 23:02:14
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