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「健康を維持するためには、十分な睡眠が一番!」
「健康を維持するために一番大切なものは何だと考えますか?」
学生たちの答えは、男女ともに「十分な睡眠」が一番多い回答でした(34.69%)。
朝起きられないという理由で朝食を食べないのも、十分な睡眠をとるため(?)なのかもしれません。
健康を維持するために一番必要なものとして、学生たちは、「十分な睡眠」(34.69%)、「適度な運動」(25.26%)、「栄養」(23.58%)、「ストレスをためない」(13.42%)と答えています。
男性は、睡眠→運動→栄養の順、女性は、睡眠→栄養→運動の順でした。
因みに、体育の専門学校をみると(調査対象男性187名、女性55名)運動の順位が高いのは納得です。
男性は、運動(33.00%)→睡眠(32.51%)→栄養(27.12%)
女性は、睡眠(33.90%)→運動(30.51%)→栄養(27.12%)
上位3つの回答を見ると、子どもたちの健康を語るときに以前よく言われた言葉「よく寝て、よく食べ、よく遊び」そのものです。これは、まさに健康の三要素といわれる「栄養・運動・休養」でもあります。
しかし、今回の調査から見ると、どうも額面どおりに受け取れないのではないかという感じがしています。
「栄養」に関してみてみると、栄養が大切と答えていながら、お昼には、200円以下しか使わないと答えた学生が25%もいます。食の優先順位は決して高くありません。
これもどちらかというと、「電車の中でお年寄りに席を譲るべきか」という質問と同じく、社会的規範の回答と思われます。
「適度な運動」については、確かに自分たちの運動不足は感じているようです。
学生を取り巻く環境は(学生だけでなく、我々現代人すべてに言えることですが)、利便性の向上と反比例して運動量が減っているような気がします。
電車やバス、車を通学に利用し、駅の階段もエスカレーターかエレベーター、重い辞書の代わりに電子辞書。教科書や参考書がぎっしり入った重いかばんを持ち歩くという光景はほとんど見ることがなくなりました。
日常生活の中で体を動かすということが一段と少なくなっていて、適度な運動を行うためには、それなりの「覚悟」と「お金」が必要になっているのではないでしょうか。
「覚悟」とは、「フィットネスクラブに入会する」「地元の野球クラブに入部する」「ヨガ教室に通う」といったあえて、自分の意思で行動を起すことです。
「お金」とは文字通り「会費、部費、用具代、ウェアー代など」、体を動かすにも「お金」がかかるということです。
いじめ問題などが社会問題化していますが、やはり「ストレスをためない」といったメンタル部分での健康の重要性は学生たちも感じているようです。
その他の回答として、「根性」「気持ち」「気合」というのが数名ありました。確かに、「元気だ!」と思うことは、「病気かも」と感じているよりも健康的であるかもしれません。
サプリメントに対する関心は全体的に低いようです。サプリメントを全く使用していない人は79.06%となっています。サプリメントの内容はわかりませんが、1種類が10.22%、2種類が6.51%となっています。
男性よりも女性の方がサプリメントの利用者は多いようです。(全く使用していない、男性84.67%、女性71.66%)
(文中にあるパーセンテージのサンプル総数は1,960 男性1,101・女性859です)
つづく
2006.11.24 10:30:38
| 食彩人
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