トップ > 食彩人 > 食について考える > 食料自給率39%
食と生活ラボ 食と生活ラボ


食と生活ラボ
会社案内
ニュース
  お知らせ
著書紹介
 
 

毎週火・金更新
ブログ記事
彩りのある食や人生(食彩人)についての情報やビジネスのヒントなどを毎週更新します!
きゃりあ塾
講習会のお知らせ
食育リーダー養成講座
食ビジネス・プロジェクト
中食ビジネス創造研究会
ファシリテーション
ご案内
食彩人
食について考える
食ライフ・クリエイター

みなさまからのコメント
 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

 食べれないほどの畑の野菜で相変わらず「すたれもの料…

牟田さんお久しぶりです。中東たらい回し生活(?)丸5…

牟田様こんにちは。 海の砂漠化、おそろしいです…

牟田先生殿 前回のセミナーとても勉強になりまし…

ご指摘ありがとうございます。さっそく、訂正致しました。

新鮮な話題と持ちは話題の後は(を)じゃないの?

私は、この記事に???です。 【放射性物質がゼロと…

18時から20時に変更と記載がありますが、勘違いして…

自分はサーモンが苦手です。脂っこいし何か独特の生臭さ…


トラックバック



みなさまからのコメントと
トラックバックについて


個人情報の取り扱いについて
食彩人

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事
食料自給率39%
 農林水産省が2007年8月10日に発表した2006年度の食料自給率は、前年度よりも1ポイント低い39%となり、13年ぶりに40%割れとなったというニュースがありました。
ここ数年、この食料自給率は40%で横ばい状態が続いていました。 1993年はコメが大凶作となり37%ということがありましたが、それ以来ということになります。

 毎日の食卓を前にすると、食べるものは豊富にあるし、欲しいものはいつでもどこでも手に入れることができる。気になるのは食べ過ぎやダイエット、そして生活習慣病。まさに飽食の時代です。
 ですから、食料自給率が低下といってもピンときません。日本はお金もあるし、技術力もあるので海外に日本の種子をもっていき、その土地で生育した物を日本に持ってくる。狭い農地で農業を考えるよりも、そのほうが効率もいいのではないかという気になります。
 先日もあるテレビのシンポジウムで、パネラーとして呼ばれていた高級官僚が、産地分業というような話をしていました。「日本は農地面積が乏しいので、海外で農産物を作らせて日本へ持ってくる。日本は技術指導や資本を出す。そうすれば、海外の農業技術も向上し、外国においても労働環境が改善する」ということをまじめな顔で話していました。高級官僚の言葉とも思えません。
 食料自給率が下がるということは、「現状から更に国内農業が衰退し、農地が減少すると、不測の事態により農産物の輸入が途絶したり、大幅に減少した場合には、国民への最低限の食料供給も確保することができなくなる」(関東農政局広報誌7月号P?2)つまり、私たちの食べ物が手に入らなくなるというリスクが生じます。
 農林水産省では2015年までに食料自給率を45%まで引き上げたいとしていますが、現状のままでは、引き上げはおろか下降していく可能性があります。この食料自給率の問題は、農家の問題だけでなく、私たちの生活そのものの問題でもあるのです。


2007.08.14 15:15:28 | 食彩人 | コメント (1) | トラックバック (0)

「食彩人」一覧ページへ 前の記事 | 次の記事



この記事へみなさまからのコメント

 食料自給率が39%と弱い立場にも係らず現代の日本人は、「飽食国家」であるのではないかと思います。
 先月の週刊ダイヤモンドに特集で食卓危機というテーマでかかれてた記事の中にも自給率のことが取り上げられてました。
 40年前の日本はなんと食糧自給率が73%あったのには驚きでした。
 なぜこんなに自給率が低下したのか?今と昔の日本の食事を見比べてみると昔は米と野菜の食事がメインであるのに対し今は、畜産物と油脂がメインであることが主な原因ではないかと思います。
 我々が常に口にする食べ物は結局のところ海外からの輸入を頼っており海外からの輸入にあたり輸送する飛行機や船、トラックなどから発するCO2が環境汚染の原因にもなっている。このままの状態が続くと日本はもしかしたら・・・
 食料は配給制?!メニューは朝、昼、晩と米と芋の生活になりかねないかもしれないのではと不安です。


2007.08.21 11:47:16 | 宮沢千鈴



この記事へコメントはこちらから
お名前
コメント

トラックバック
この記事のトラックバックURL http://shoku-labo.com/mt/mt-tb.cgi/856

有限会社 食と生活ラボ
〒142-0064 東京都品川区旗の台3-7-12
(c) shoku to seikatsu labo Inc.