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国内で年間300億枚のレジ袋が使用されているといわれています。これは、原油55万8000キロリットルに相当します。
因みに、日本の一日あたりの原油輸入量は66万2000キロリットルですのでほぼそれに近い数字といえます。
1997年に施行された容器包装リサイクル法が、10年たった今、本来の環境保護の原点に立ち返る方向で見直されました。
2007年4月1日から、改正容器包装リサイクル法がスタートしました。私たちの食生活にどのような影響がでるのでしょうか。
容器包装リサイクル法は、分別を行う「消費者」と家庭から排出される容器包装を分別収集する「市町村」そして、容器包装の利用または製造・輸入量に応じて再商品化を行う「特定事業者」の三者の義務を定めた法律です。
しかし、施行後自治体が負担する分別収集の費用が増大したこと、事業者は再商品化のための費用捻出に苦労しているといった問題がありました。自治体は事業者へ負担の一部をもとめたい、事業者も現状の負担が大きく、それ以上の負担はむずかしいといった現状から、見直しを行い、昨年12月1日に一部施行されました。
今回は、レジ袋対策について4月1日から施行されます。
冒頭でお話したように、私たちが日々便利に当たり前に使用しているレジ袋の量は半端ではありません。私たちは、安全な食品や健康に良いといわれる食品には関心がありますが、それらを買って、無料のレジ袋で持って帰るところは無頓着になりがちなのではないでしょうか。
今回4月1日からの改正では、容器包装を大量に利用する事業者(年間使用量50トン以上)は定期報告の義務対象者となります。
報告の内容としては、
1.容器包装を用いた量
2.判断の基準に基づき実施した取組み
3.容器包装を用いた量と関連するデータ(売上高や売り場面積など)
4.容器包装の使用原単位(上記1を3で割った量)
この流れを受けて、レジ袋を有料化する動きがあります。
おしゃれなエコバッグが販売され、あるコンビニでは、オリジナルのエコバッグを無料で配布したりしています。
単にレジ袋が有料化されて、なぜと文句を言う前に、私たちの便利さの追求が一方でさまざまな問題点を引き起こしていることを考えなければなりません。
容器包装リサイクル法の改正について詳しく知りたい方は、経済産業省のサイトへ
2007.04.03 07:55:52
| 食彩人
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