ハラール食品とは、イスラム法で食べることができるという食品のこと。
イスラム法では、厳しく食べることができる食品、食べてはいけない食品、できるだけ食べないようにする食品等、細かく決められています。
豚肉は不浄の動物ということで食べないことやアルコールの摂取禁止はよく知られていますが、そういった素材だけでなく、調理法や料理法まで細かい規定があります。
イスラム世界に食品を輸出する場合は、ハラール食品の認証をとらなければなりません。
世界中にイスラム教徒は20億人。これは大きなマーケットです。
日本が持つ食品技術でこのマーケットへの参入は期待できるのではないでしょうか?
2月4日、長野県のひかり味噌が、みそ業界で初のハラール認証を取得したとのニュースがありました。
これまで、海外の日本食レストランにみそを販売してきたものの、イスラム教徒のためのみそ開発の要望があり、今回認証を取得したとのこと。
日本の食品は、ヘルシーでおいしいという評価を世界中から受けています。20億人と言われるイスラム教徒向けに日本の食品が販売できるようになれば、これは大きな市場になるのではないかと思われます。
ハラールが日本を救う!? これは、決して夢物語ではなく現実的な気がしてきました。