8月5日に農林水産省が発表した2007年度の食料自給率は、1ポイントアップして、カロリーベースで40%になったとのこと。前年度よりもアップしたのは、13年ぶりだそうです。
たとえ、1%でもアップしたことは良い傾向です。
農水省によると、1ポイント改善した理由として、
1.コメの消費量が増えたこと
2.国産野菜の需要が高まったこと
3.天候が良好で小麦の生産量が増えた
4.砂糖原料となるテンサイやサトウキビの生産が拡大したこと
などがあげられています。
コメの消費も小麦などの原料価格アップの要因があるのでしょう。 また中国ギョウザ事件から、国産=安全という図式が消費者にできあがり、特に野菜は生で食べるケースが多いことから、国際野菜の需要がアップしたと考えられます。
ただし、1ポイントアップしても40%というのは、かなりの低水準です。
そこで、私たちも自給率アップのために努力をする必要があります。
今日からできること。
1.できるだけおコメを食べること
2.できるだけ国産のものを買うこと
私たち消費者が努力することで自給率はもう少し上がると思います。
自給率をあげるのは、政府ではなく私たちであるという意識が大切です。
新農相の就任インタビューを聞いてると 「こりゃ期待できない」と感じたのは私だけでしょうか?