昨年は、うなぎの産卵場所(マリアナ諸島沖)が特定できたというビッグニュースがありました。
そして、今年、アナゴの産卵場所も特定できたというビッグニュース。
実は、うなぎもアナゴも生態が全く不明でした。
何が驚いたかって、あの広い太平洋で長さ6mm弱の孵化したばかりのマアナゴを捕獲したこと。
すごいことですね。
<お知らせ>
サイコロジック土曜塾
次回は2012年3月10日(土)18時から 東京大崎で開催します
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水産総合センター、東京大学、九州大学の研究チームが、マアナゴの稚魚を捕獲したと発表がありました。捕獲された場所は、本州の南2100km付近。
アナゴもうなぎと同じく、その生態は謎に包まれていました。そのため、これまで完全養殖はできませんでした。
注:「うなぎの養殖」といわれることがありますが、これは正確には、稚魚を取ってきて成育させることを指します。
今回、この産卵場所を特定できたことで、将来の完全養殖につながるものと期待されています。
うな重、アナゴ丼食べたくなりました。
最近は、暗いニュースばかりなので、こういった明るいニュースはいいですね。