「箸道」会食術講座に生徒として参加しました。
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日本にはさまざまな食材があります。先日、エンザ胡瓜(きゅうり)と小メロンをいただきました。エンザ胡瓜は昆布〆で前菜として、小メロンはお椀の椀だねとしていただきました。実は、エンザ胡瓜も小メロンも知りませんでした。
旬の走り(これからシーズンを迎えるもの)、旬の盛り(今が最盛期のもの)、旬の名残り(そろそろ終わるもの)という考え方も素敵です。
日本料理の会食の献立には、必ずこの走りと、盛りと名残りが入ります。走りは、最盛期が待ちきれない。早く食べてみたいし、盛りは今が一番味もよくて楽しめる。名残りは、もう来年まで食べられない「名残惜しい」食材。
さて、エンザ胡瓜は円座とも書くそうです。料亭朝川の料理長 岩佐氏によると、このエンザ胡瓜は、日本の胡瓜の原種だそうです。5月?7月がシーズンでまさに今が旬の盛りです。今回は、前菜でいただきました。車えびのまくらとして盛り付けられていましたので、控えめでしたがすごくおいしく感激しました。(写真1)
(写真1 右上の車えびの下に盛り付けられています)
エンザ胡瓜そのものも料理長に見せてもらいました(写真2)
(写真2 エンザ胡瓜)
小メロンはメロンです。それがお椀に椀だねとして入っている。(写真3)
品種的にはフルーツとしてのメロンの一種だそうですが、味は瓜に近い感じがしました。
この小メロンは静岡産で、生産農家も少なく高級料亭などで扱われるそうです。写真4は小メロン
(写真3 グリーンの円形のもの)
(写真4 小メロン)
おいしいもの、本物をたべると体が元気になるような気がします。