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こんにちは。 北海道札幌市在住の中元紀絵です。
今回はまた北海道の旬についてご紹介します。
北海道はアスパラの名産地でもあることはご存知でしょうか。その年の天候にもよりますが、露地栽培のアスパラは5月の中旬?7月初めくらいまでが収穫期です。
グリーンアスパラは、時期は違えど、全国どこでも栽培収穫されていて、皆さんのご近所の店頭でもよく目にすると思います。本州の親戚にアスパラをこの時期送っています。それは、ある産地で、地方発送をしてくれるところがあり、ホワイトアスパラも取り扱っていると聞いて、発送をお願いするようになりました。
ホワイトアスパラはその名の通り白いアスパラです。(写真)
(ホワイトアスパラ)
栽培方法を調べてみると、畑は、ただ盛土がされているだけでアスパラらしき物は何も無いように見えます。農家の方がある場所を掘り起こすとそこから白いホワイトアスパラが出てきます。
グリーンは日が当たることでグリーン色になりますが、ホワイトアスパラは日を当てないようにすることにより、白くなるのでとても手間がかかるそうです。
北海道ではアメリカから種子を導入し、もともと缶詰用としてこのホワイトアスパラを育てていました。
昭和45年以降緑色野菜としての価値が認められ、今日ではグリーンアスパラが主流となったようです。近年再びホワイトアスパラもグリーンアスパラと同じように扱う農家もでてきました。
味覚としてはホワイトアスパラはグリーンアスパラよりも鮮度が落ちやすく甘さも時間と共に少なくなり、独特なえぐみも出てきますので、収穫後なるべく早い調理が必要です。
ホワイトアスパラはグリーンアスパラよりアクも強いため、調理をするときは、すばやく米のとぎ汁でさっと茹でます。収穫したての筍と似てますね。
実は、味も筍と似ています。そして、煮ている時のとうもろこしのような甘い香りもしてきます。 実際我が家でも人に送るばかりでなく、どんなものか食べてみたいと思うのですが、発送されているホワイトアスパラは厳選された贈答用の立派な物で、家庭用としては少々高価かもしれません。そこで、農家の方に缶詰工場に出荷してしまうものを、ここ3年特別に分けて頂いています。
写真のホワイトアスパラは、穂先に日が少し当たってしまったため色が出てしまい贈答用にはできなかったものだそうですが、味は格別でした。
茹でたてのホワイトアスパラは格別です。フランス料理にも用いられるようですがとりあえず、何もつけず、そのまま食べると、独特な甘みと香りが広がりとても美味しいです。
我が家では、札幌から2時間くらいかかる産地までシーズン中2回程度、ドライブがてら購入しに行きます。
皆さんももし、ご興味があれば下記に問い合わせてみてください。ホワイトアスパラもそうですが、グリーンアスパラも、とても立派で美味しいですよ。
?アスケン 〒059-1911北海道勇払郡安平町追分本町2丁目
TEL:0145-26-6870
FAX:0145-25-2791
E-メール:asken@orion.ocn.ne.jp
旬取れたてを頂く。それが一番の贅沢かもしれませんね。
<食ライフ・クリエイター 中元紀絵>
2007.06.05 06:22:44
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