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健康に注意すればやはり食べるものも考えなければ。
ハンバーガーやスナック菓子、清涼飲料水は控えて、体に良いといわれている健康食品をできるだけ摂るようにする。そして、足りない栄養素はサプリメントで補う。
まさに完璧・・・
のようですが、実はこのように健康に敏感で関心があり、情報を多く持っている人ほど、自分で健康を害してしまう。そんな皮肉な結果も実際には見られます。
納豆がダイエットに有効と聞くと納豆を買いに走る。〇〇が血をサラサラにすると聞くとそれを早速試してみる。△△が体にいいといわれるとそればかり食べる。口コミで聞いたことを疑うことなくそのまま信じてしまう。権威(テレビや書籍で紹介される、医師や科学者が推奨するなど)を絶対視してしまう。結局、健康に関心があるが故に情報に振り回されてお金を使い、挙句の果てに体調までおかしくなるという笑うに笑えない状況があります。
特に、現代は情報があらゆるところから入ってきます。振り回すネタはあちこちに転がっています。テレビ番組や雑誌はもちろんのこと、スーパーの陳列棚のPOPにも健康情報が満載です。〇〇は体に言いといわれると、表面に現れたものだけで振り回されてしまう。それはむしろ、健康に関心がある人のほうがその傾向が強い。これは、「食眼力(しょくがんりき)」がないのです。食眼力とは食の本質を見抜く力です。
朝買ったおにぎりがあります。午後になってそれを食べる時、食べられるかどうかの判断をします。
以前は、まず匂いをかぐ。割ってみてご飯粒が糸を引いていないか確認する。ほんの少し食べて味を確認。そして食べることができるかどうかを判断する。
今は、そういうことはしません。日付を見て消費期限内であればOK.。 期限を過ぎていたら捨てる。
別に、日付を見なくても食べることができるようになることが食眼力をもつことではありません。
消費期限をみて判断する方が、より合理的で簡便、確実です。
しかも、科学的根拠に基づいて表示されたものです。
食眼力とは、消費期限とはどういうものか、だから信じるに足るものかどうかがわかるということです。
さらに、もし、期限表示がないのであれば前述のような方法で、判断をくだすことができるということです。 食眼力を持つことはおいしく食べるための必須条件でもあります。
なぜなら、その食品の食材や料理方法、文化的な背景や、食べる環境などの詳細を知っているからです。
つまり、どうしたらおいしくいただけるかを知っているからです。
2007.03.03 10:35:07
| 食彩人
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