「カクテル・パーティー効果」
これには、どんな心理的効果があるのでしょう。
カクテルをたくさん飲ませてその気にさせる?
素敵な女性に声をかけさせてあいてにYesと言わせる?
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こんなことありませんか?
周りがうるさい状況でも、自分の名前が出てきたり、自分が普段気にかけていることなどが、聞こえてくる。 また、周りがうるさくても、会話に集中していると周りの雑音が気にならなくなる。
新聞などパラパラとめくっているときに、自分の関心のある単語(特に固有名詞)が急に目に飛び込んでくる。
人間は無意識のうちに、五感から入ってくる情報の取捨選択をしています。
カクテルパーティーのような人がたくさんいて、それぞれが会話をしています。自分の会話の相手以外から自分の名前や会社、噂話などが聞こえてくると、それに反応する。
興味や関心のない話や言葉の場合は、周りの雑音として聞こえるだけで反応することはない。
こういったことを「カクテルパーティー効果」といいます。
視覚は前方だけですが、聴覚の場合は360度。またどちらの方向から聞こえてくるかもわかります。
無意識というのは面白いですね。
さて、これをテクニックとして使う場合はどうするか?
話をしたい人のそばに行き、他の人にその話をしたい人の固有名詞や会社名を出す。
本人は、他の人と話をしていても、自分の名前が出た瞬間に「おや?」と思う。
これが、直接話しかけるきっかけになります。