フランスで痛ましいテロ事件がありました。
フランスの国旗のカラー「トリコロール」青・白・赤を世界中でライトアップしたり、フェイスブックでもプロフィール写真にフランス国旗をかぶせたりと悲しみを表現しています。
一般的に言われる「トリコロールカラー」の意味は、
「自由・平等・博愛」。
話はテロ事件とは全く変わります。
あらためてこのトリコロールカラーの意味を考えてみたら、「自由」と「平等」とは矛盾していないかな?と感じました。
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自由とは何か?という根源的なことは今回は考えません。哲学的になると頭が混乱するので。私の場合は。
自由主義というと、競争の自由、選択の自由、つまり民主主義や資本主義とつながります。
しかし、自由主義が進めば進むほど、「格差」は必ず生まれます。
「格差」が生まれるというのは、「平等でない」ということ。
そう考えると「自由と平等」は相反するのではないかと感じた次第です。もし、「自由と公平」というのであれば何となくしっくりきます。
フランスの国旗については、いろいろな経緯やバックグラウンドがあり、自由・平等・博愛になったのでしょう。この3つがどういう位置づけなのかは別の意味があるのかもしれません。
パリでのニュースを見ながら、そんなことを朝から考えてしまいました。