杭工事偽装が社会問題化しています。
そこに出てくる言葉「安全性には問題ない」
この「安全性」とは何を言っているのかが誰も明らかにしていません。
何が安全性に問題ないのでしょうか。
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ある健康商品の広告につぎのような言葉がありました。
「すっきり」「スルスル」「今日も快朝」(快腸ではありません)
その横に女性のモデルさんが下腹部を両手で押さえている写真があります。
これを見た人はたぶん、「便秘が解消できる」と思うでしょうね。
しかし、どこにも便秘という言葉はありません。
こういったコピーライトを見ると読者は勝手に、便秘に効くと感じるように表現されています。
さて、杭打ちデータ偽装問題です。
「安全です」という前にこんな言葉が入るかもしれません。
「震度4までは・・・安全性に問題はありません」
安全に問題はないと言われるとなぜか安心しますが、実は余計なことは言わないので、その言葉の裏をしっかりとらえないといけませんね。