このところあまり話題にならなくなった東京オリンピックエンブレムの話です。
このエンブレムの審査員代表とのインタビュー記事が今日の朝刊に出ていました(朝日新聞8月26日付)
この代表によると、「当初案は劇場のロゴと似ていない」とのこと。
しかし、この「当初案」というのが気になりました。
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「当初案(今回の劇場との類似で問題になっているものの当初案)は、商標登録の過程で、他に似たものがあったため、元のイメージを崩さない範囲でデザインの修正を組織委員会の要請でした」とのこと。さらに「当初案は劇場のロゴには似ていない」というコメント。
当初案は似ていないということは、修正を加えたものは似ていると認めていること?といいたくなります。
コンペで決めたものを後でデザイン変更ということはよくあることなのでしょうか?
もし私がコンペ応募者であれば納得できません。それはまさに出来レース。
インタビューによると微修正とのことですが、それであればなおさら審査内容を公開すべきではないでしょうか。
また、「他に似たものがあった」という部分でまたまた盗用(トレースと問題のデザイナーは言っていますが)疑惑が出てきます。
いずれにしても、エンブレムは気持ちよく使いたいです。黒ではないかもしれませんが、完全に白と言い切れないものを使うのは反対です。
ここは、やはりデザインの仕切り直しをして、東京オリンピックを盛り上げていくべきと思います。