JR東日本がSUICAで得た顧客情報を日立製作所に販売していたことに対し、利用客からクレームが起きているという記事がありました。
個人情報が特定できないように加工された内容なので、実際にどこまで実害や影響があるのかはわかりません。
しかし、記事を読んで「なるほど」ということがありました。
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ある駅の乗降客情報があれば、この駅のこの出口はこういった乗客(性別や年齢、職業)が多く利用しているというのがわかります。
しかも時間帯で推移をする内容もわかる。
ある駅の東口はサラリーマンが多く利用している。だから居酒屋を出店する。
西口は学生の利用多いのでコンビニやゲーセン、レンタルビデオというように出店計画が立てられる。
それだけでなく、品ぞろえについてもこれらのデータから、今まで以上にターゲットに合わせたものが提供できる。
言われてみれば当たり前。 これがいわゆる「ビックデータ」。
「今さらあらためて感心するようなことでもない」といわれそうです。
でも、感心しました。
これまでマーケティングといえば、4Pだとか3CだとかSWOT分析といった手法を学び活用してきました。しかし、これらはもう前時代の手法であることを感じました。