「日常茶飯事」
その意味は、食事やお茶を飲むようにありふれた出来事。
明治時代に活躍した思想家「岡倉天心」。
名前は聞いたことがありますが、どういう人なのかはよく知りませんでした。
岡倉天心いわく、日常茶飯事の中に真理がある。
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1月のNHKテレビ講座は岡倉天心の「茶の本」
茶道の本かと思っていましたが、そうではありませんでした。
食事の時にお茶を飲む。休憩のときにお茶を飲む。
「お茶を飲む」ということは、それこそ私たちにとっては日常のありふれたことです。
しかし、「お茶を飲む」ということを考えてみると、湯飲みや急須、茶葉、お湯(水)などがそこにはある。
普段何気ない「日常」の中に、気づかなかった世界が広がっています。
湯飲みはどこでどう作られたのか、茶葉はどこでどう作られてどのように加工されたのかなど考えを広げてみると、まさに世界が広がります。
「物事に大小の区別はなく、小さいものの中に偉大なものが宿り、日常的なものの中に深遠は世界がある」
「日常茶飯事」の中にたくさんの真理がある。わかるような気がします。