BさんがAさんのメガネを指してAさんに質問しました。
A:「それはなんですか?」
B:「メガネです」
つぎに
B:「私もメガネをつかってます。最近手元が良く見えないので。そろそろ年のせいでしょうか」
と話した後にAさんに質問しました。
B:「それはなんですか?」
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Aさんは答えました。
A:「乱視用です」
そして、
B:「このレンズはガラス製で重いんですよね」
と話した後にAさんに質問しました。
B::「それはなんですか?」
すると
A:「プラスチック製です」
さらに、
B:「このフレームはチタン製で頑丈なんです」
と話した後にAさんに質問しました。
B:「それはなんですか?」
A:「アルミ製です」
いずれも前置き、質問、答えという順番です。
質問と答えだけを見ると、
質問は
すべて「それはなんですか?」
答えは
「メガネです」「乱視用です」「プラスチック製です」「アルミ製です」と4種類でました。
普段私たちの会話の中では前置き、質問、答えのうちの『前置き」がない場合が多いです。
いきなり「それなに?」と聞かれると、
それまでの話の流れや相手の視線の先やしぐさ、その場の状況などから「何を聞きたいのか」を察して答えています。
だからたまに話がかみ合わないときがあるんですよね。
AさんとBさんが電話で話をしているときに
A:今なにしてるの?
B:電話してるよ
これでは、Aさんの期待している答えと違います。
会話は発せられた言葉だけの問題ではないんですね。
今日もしっかりコミュニケーション取れるように注意します。