フィギアスケートの羽生選手が、グランプリファイナルに向けてのインタビューで、「日本人最下位のチャレンジャーとしてトップを狙う」と話していました。
チャレンジャーとディフェンダーでは、トップを狙うという目標は一緒でも、その中身は全く違いますね。
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チャレンジャーは失うものが少ない。
その分ノビノビできます。
しかし、ディフェンディングチャンピオンの場合は、周りからの期待もある。
出来て当たり前。
負けたら「チャンピオンの座」という失うものもある。
これらのことがすべてプレッシャーとなってやってきます。
スポーツのような勝負の世界だけでなく、ビジネスマンにもこれは言えます。
毎期営業成績のトップを走りつづけるというのはとてもむずかしいこと。
ただ、スポーツ選手とは違い、ビジネスマンはライバルに勝つことが目的ではありません。
ビジネスでは、お客様に喜んでいただく、社会に貢献する。これが目的です。
過度なプレッシャーを感じながら仕事をすると、ココロもカラダも疲れてしまいます。
自分が何かしたことで相手が喜んでもらえる。そして、いつも自分はチャレンジャー。
そんな気持ちで仕事に取り組むのがいいですね。