上司から「今日は無礼講で行こう!」と言われました。
常識的な社会人は、「はい」と返事をしながらも、いつも以上に気を遣う。
これは、言うまでもありません。
たまに、あたまにバカがつく正直者が言葉通りに無礼講を楽しんで、あとで気まずい思いやトラブルを引き起こすことがあります。
いわゆる「常識の無い社会人」。
さて、この「今日は無礼講だ!」と言う人の心理を考えてみました。
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ちなみに無礼講の意味は、「身分や地位を考えずに楽しくふるまうこと」と辞書に出ています。
そもそも「無礼講」と言うこと自体が上下関係を前提としています。 つまり、上下関係を人一倍気にしているということ。
普段から上下関係を気にしていない上司であれば、たぶん「無礼講」などとはいわずに、それなりに立ちふるまっています。
さて、この「無礼講だ!」と言った時の心理を考えてみます。
・自分は懐が深い人間だというのを見せたい。
・部下との距離感を縮めたい。
・部下の本音を知りたい。
このあたりが無礼講の裏にある本音なのでしょう。
「今日は無礼講で行こう!」というような上司には、できるだけ関わらないことをお薦めします。