気配りとは、空気を読めそれを行動につなげることができること
4月13日に開催されたサイコロジック土曜塾のテーマは「気配り上手の心理術」でした。
気配り上手とは、その場の空気が読め、常識的で相手の心を察し、対処するのが上手な人。
しかもさりげなく。
この気配り上手とは、食事の場面に顕著にでます。
「箸道」(はしどうと読みます。箸道とは何かについては、こちらをどうぞ)では、食事の際に注意する点として二つのことを挙げています。
一つ目は、周囲の人に不快感を与えないこと。
クチャクチャ食べていたり、清潔感のない服装、品のない言動などは人に不快感を与えます。
最低限、不快感を与えないというのは、気配りの基本条件です。
二つ目は、相手のペースに合わせること。
食事で言うと、相手の食べる速さに合わせるということではありません。
もちろん、それも大切ですが、お酒は差しつ差されつ。相手のグラスが空になっていたら
自分だけ飲むのではなく、次はどうするのかを聴く。
サイコロジックでは、ペーシング(相手のペース、呼吸等に合わせる)とミラーリング(相手の真似をする)のことです。
気配り上手な方は、大人を感じます。粋を感じます。
自分の言動がそのようになれるといいのですが。