東京電力福島第一原発であらたな汚染水漏れ
2013年4月9日、東京電力での記者会見で、次のような発表が。
「汚染水漏えいの可能性は否定できない」
「可能性は否定できない」と「可能性がある」とではどう違うのでしょう?
ウソはバレると後が大変だからウソはつかない。ただし、余計なことは言わない。
聞いた人が勝手に自分の頭で想像するのは、情報発信側として責任はない。
たとえあとでウソとわかっても、追求される前に、「担当者の勘違いでした」で済ませてしまう。
「可能性は否定できない」といわれると、「そういう可能性があるかもしれない」というニュアンス。
「可能性がある」というのに比べると、深刻さがいささか緩和されたような気がしてしまいます。
言葉の使い方に企業の姿勢があらわれますね。
果たして、今回の言い方は、はっきり言わない、はっきり言えないどちらなのでしょう?